人事制度コンサルティング

人事制度はモチベーションアップの要!

現在、ヒトを取り巻く環境が大きく変わってきています。業種によっては、まったくといっていいほど、ヒトの採用ができない状況です。つまり今いるヒトをどう育て評価するか、あるいはどう組み合わせるかが人事制度上の大きな課題となっています。

従業員も自身の成長のモノサシがないと、何のために仕事をしているのか、何を目標として頑張ればいいのかわからない、そもそも制度がないと、頑張っていて成果を出しているのに正当な評価を得られていない、などの不満を募らせます。そうした不満が解消できず、離職の原因にもつながっていくのです。採用が難しい今、従業員を正しく評価し、育てる「基準」が必要です。

その基準として、人事制度の3つの柱をつくりあげることが重要となります。

人事制度3つの柱

01

等級制度

人事制度の基本である等級制度。従業員をその能力・職務・役割などによって序列化し、業務を遂行する際の権限や責任、さらには処遇などの根拠となる制度です。

02

評価制度

業務遂行の過程において、従業員に求められる行動指針を従業員に示し、従業員の個々人が目標達成に向けてどのように行動すべきかといった行動指標となるものです。決められた評価基準や評価項目などを基に一定の評価期間内の業績、行動、スキルが評価されます。その評価結果によって、等級、報酬が決まります。

03

処遇反映

従業員の給与や賞与など(昇給・昇格含む)の賃金体系を決定する制度。「評価制度」「等級制度」などを通して査定された評価を、報酬に反映します。組織への貢献度合い等に応じた報酬が支払われます。企業の人件費の原資をしっかりと明確にしたうえで配分していくことが非常に重要となります。

人事制度を充実させる事で、企業の方向性や経営理念・ビジョンを社員一人ひとりに浸透させ、目標実現へと導くという効果があります。社員は評価項目や評価基準を知ることで、企業がどのような人材を求めているか、どういった働き方によってどのような方向を目指しているか、を理解することができるのです。

人事評価制度の導入・見直しにおけるメリット

01

従業員のモチベーションアップ

評価項目、評価基準を明確にすることで、会社に対する従業員の期待度が高まり、モチベーションが上がる。

02

行動基準の明分化

評価によって行動基準が明分化され、管理職側も従業員の育成・指導方針を認識できる。さらに上司と部下のコミュニケーションの頻度が増加し、良好な関係づくりができる。

03

強い組織づくり

中長期的なキャリアビジョンが見えやすくなるため、従業員の定着率の向上につながり、「採用難の現代に強い組織づくり」が可能。

04

生産性の向上

社内において従業員各々の目標を管理・把握する事で、人事配置の最適化ができ、企業の生産性が向上する。

05

エンゲージメント(貢献度)の向上

従業員の会社へのエンゲージメント(貢献度)が高まる。

06

離職率の低下

しっかりと評価されているということを従業員が実感すれば会社に不満を持って退職する、といったことが減ってきます。 特に優秀な方ほど、評価を気にしていて、自分が適正に評価されていないと辞めてしまいます。優秀な方に辞められると会社としては大ダメージです。

ここがポイント! ここがポイント!

人事制度は採用難時代の救世主。評価を明確にする事で社員のモチベーションアップにつながり、結果、強い組織づくりを行う事ができます。

人材制度コンサルティングの事なら、どんな事でもお気軽にご相談ください。

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